アルツハイマーは明日の記憶を失う病気。一見、うつ病にも似ています。が、初期症状を見逃さず早期に対応すれば、進行を抑えたり本態のアルツハイマーに移行するのを防げるようになってきています。このサイトは、アルツハイマーの原因・症状・受診・薬・検査・診断法など、あらゆることをご紹介します。

アルツハイマーの家族に接するポイント その2 [2010年08月14日(Sat)]

アルツハイマーの家族を持つ人は、様々な言動に困惑したり、疲れてしまう時があります。
家族とともに、生き生きとした生活を送るには、次のようなことを心がけてください。

●心のゆとりを持つ
アルツハイマーが進行すると、介護が大変になってきます。
仕事や家事を両立しながら介護をする人の、心のゆとりも失われがちです。
病状が進行するに従って 問題行動が多くなり、介護者がそれを叱ったり、間違いを強く正したりすると、当人の心の動揺を招き、病状を進行させる場合もあります。
アルツハイマーの患者の面倒を、1人だけで抱え込まずに、家族の協力・近所の方など 周囲の人のサポートを仰いだり、ケアマネージャーなど専門家の人と相談したりして、介護する人の不安を取り除き、心のゆとりを持つことが大切です。
心のゆとりを持つために、介護ヘルパーの利用、デイサービスなどの施設を利用して、介護する人のゆとりの時間を作るのも大切です。介護する人に心のゆとりができることで、患者の心の安定も保てるのです。

●よりよい刺激を与える機会を持つ
人は誰しも、心地よい空間の中で 適度な刺激を受けると、気分が良くなり、晴れやかな気持ちになります。
アルツハイマーの人もまた、同じで穏やかな環境の中で、歌ったり、手芸や絵を描いたり、その人が好んでできることを見つけるのも大切です。心が動き、意欲が出ることもまた、脳を活性化します。

アルツハイマーの初期症状での対処で、進行を遅らせることができますが、その日々の中で 患者への対応を考えていく事は大切です。
初期症状のうちに、毎日を明るくすごせるよう、心がけておきましょう。




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アルツハイマーの家族に接するポイント その1 [2010年04月 4日(Sun)]

アルツハイマーの進行に従って、認知症などの症状が重くなっていきます。
アルツハイマーの家族に接する時、どのような点に注意をしたらよいのでしょうか。

●なじみの顔・環境を大切にする
アルツハイマーなど認知症が進むと、より 心の安定が大切になります。
家族や友人など、施設であれば 顔なじみになった人などと過ごす時間が、心に安心を与えます。
居室や介護する人が変わる場合は、急に変わると 本人が動揺してしまうので、部屋に前もって連れて行ったり、顔を出したりして、なじみの場所・顔になっておくのが良いでしょう。
住み良い場所で、毎日を楽しく生き生きと過ごすのが、アルツハイマーの人だけでなく、高齢者全般にとっても大切です。それによって、安心して落ち着いた生活を、本人も家族も送れるのです。

●心に寄り添う
アルツハイマーの家族の介護で重要なのは、どれだけ 本人の言動を受け入れられるかです。
まず、アルツハイマーにはどのような症状があるのか、病気を理解しておかねばなりません。
アルツハイマーなど認知症になると、誰かが財布を取ったなど 事実ではないことを言ったり、家を飛び出すなど理解できない行動をとったりする場合があります。
そんな時に、頭ごなしに叱っても、本人には何か理由があって そのような言動を取るため、心の安定を失い、気分を落ち込んだり、痴呆が進行する危険性があるのです。
それゆえ 家族など介護する人には、少しくらいの失敗を大目に見る 心のゆとりが必要となります。

アルツハイマーは、初期症状では単なる物忘れくらいですが、進行するに従って 介護者の負担も大きくなります。どのような心づもりで 患者に接すれば良いのかを、初期症状にうちに知って準備しておく時間は、とても重要なのです。


後期高齢者医療制度は… [2010年01月12日(Tue)]

2008年4月から、75歳以上の高齢者を対象とした、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)が始まりました。
75歳以上の人は、これまで加入していた健康組合から、この医療制度へ全員 移行します。
そして、全員保険料を、所得に応じて負担しなければなりません。
これまで、子どもなどの扶養家族になっていて、保険料の負担がなかった人には 特別措置が取られ、2008年4月から9月までの半年間は、保険料の負担はありません。
また、65歳から74歳で障害認定を受け、これまで老人保険制度の対象となっていた人も、後期高齢者医療制度の被保険者となります。

医療費の窓口負担は、原則として 1割負担。 ただし、現役並みの所得がある人は、3割負担となります。
また、介護保険を利用している人は 窓口負担との合計額が、1年間で一定の金額を超えると 申請により、限度額を超えた部分が払い戻されます。

このように、高齢者の医療制度が複雑となっているため、アルツハイマーなどの症状を持つ人は 家族や周りの人との協力の下、医療費の支払いに気を配らねばなりません。
75歳以上の高齢者だけでなく、65歳から74歳の国民健康保険の加入者もまた、2008年4月より、原則的に 世帯主の年金から保険料が天引きされます。
受け取る年金の額が少なくなるので、注意が必要なのです。

初期症状に気づき、アルツハイマーと診断されたら、このような医療制度についての情報を知っておき、これからの生活に備えてください。
初期症状に気づくことは、病気の進行を遅らせるだけでなく、安心した生活を送るためにも重要です。


成年後見制度を上手く利用して [2010年01月 5日(Tue)]

アルツハイマーなど 判断力が不足している人は、内容がよくわからないまま 相手の言いなりに契約したり、被害に合っていることに本人が気づかない場合も多いのです。
このような被害を防ぐためには、普段から周りの家族や近所・介護ヘルパー・民生委員・ケアマネージャーなどの、見守りが必要です。
また、訪問販売や電話勧誘取引の場合は クーリング・オフの期間が8日間なので、その期間内ならば 契約を無条件で解除できます。
しかし、クーリング・オフ期間が過ぎてしまった場合は、契約解除が容易ではありません。

判断力が不足している人が 高額な契約をしないよう、成年後見制度を上手に利用しましょう。
家庭裁判所の許可した人が 成年後見人となり、本人を代理して契約をしたり、本人または成年後見人が、本人のした不利益な法律行為を取り消すことができます。
この場合、本人は 日常品の買い物程度の契約しかできません。
このように、判断力の不足した人が 不当な契約を結ぶのを阻止できます。

また、判断力の不足の程度によって、後見・補佐・補助とにわかれ、本人のできる法律行為も 程度によって異なります。
成年後見人は、親族以外の専門家がなることもできますし、複数の人がなるのも可能です。

現在、判断力が不足していなくても、判断力不足になった場合の後見人を決めておくことも、できます。
この制度は、任意後見制度と言います。

初期症状での早期発見、早期診断でアルツハイマーとわかった場合、このような制度を利用し、安心した生活を送れるようにしておきましょう。
認知症や知的障害者は、悪質商法を行う業者に狙われやすいのです。
そのためにも、アルツハイマーの初期症状を見逃さないことは、大切です。


判断力不足につけこむ悪質商法には 周りが気をつけて  [2009年12月29日(Tue)]

認知症や知的障害の人を狙った、リフォームや布団・着物などの次々販売など、悪質商法が問題になっています。
民法では、意思能力を欠く者の契約は、無効(最初から契約に効力がない)とされています。
消費者契約法・特定商取引法では、内容を理解させずに契約をさせたり、通常の判断力があればしないような、または到底支払い不可能な高額な契約を禁じています。

しかし、悪質商法は発見が遅れたりすると、判断力の不足の証明などが必要となり、契約解除や無効申し立ては簡単ではありません。また、悪質業者が逃げている可能性もあります。
契約が解除になっても クレジット払いの場合、支払いが業者ではなくクレジット会社なので、支払い済みのお金が戻ってこないというトラブルもあります。
このため、2009年には 年収に見合った契約しかできないよう、法改正が予定されています。
また、この法改正では、悪質業者との契約でのクレジット払いは、支払い済みの金額も返金する内容が含まれます。
しかし、このように法律による規制はあるものの、法律の隙間を狙って新たな悪質商法が出てくる可能性は、充分あります。

このような被害を防ぐには、普段から家族や近所の人・自治会・介護ヘルパー・民生委員・ケアマネージャーなどの、情報や見守りが必要となります。
初期症状でのアルツハイマーの早期発見・早期診断は、このような被害を食い止めることにもつながるのです。
そのためにも、アルツハイマーの初期症状を、見逃さないようにしなければなりません。


介護サービスは 第2号被保険者も利用可です [2009年12月22日(Tue)]

40歳以上の人が全員加入する介護保険では、アルツハイマーなどで介護が必要になった場合に 介護サービスを受けられるのは、65歳以上の第1号被保険者だけではありません。
アルツハイマーは、介護サービスを利用できる16種類の特定疾病のうち、初老期における認知症であるため、40歳から64歳の第2号被保険者であっても、サービスを利用できます。

自治体の介護福祉課や地域包括支援センターで申請をし、支援や介護が必要であると認定を受けた場合に、介護支援サービス・介護サービスを受けられます。
どんなサービスがあって、どのサービスを選ぶのかは、地域包括支援センターやケアマネージャーと相談して決めるようにしましょう。
サービスがスタートしても、当事者に合わないと感じたら、サービス事業者の変更も可能です。
デイサービス(通所介護)などの施設は、見学もできます。

介護サービスには、居宅のサービスと施設でのサービス、地域密着型サービスがあります。
居宅の介護サービスには、訪問介護・訪問入浴介護・施設に通うデイサービス(通所介護)・短期間施設に泊まるショートステイなどがあります。
施設の介護サービスには、生活介護中心(常に介護が必要で、自宅での介護ができない)の介護老人福祉施設などがあります。
地域密着型サービスは、住み慣れた地域で暮らすためのサービスで、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)・認知症対応型通所介護などがあります。

通所介護など施設利用の場合は、食費と居住費は 実費と、それに加えて介護サービス料金が必要なので、料金がどのくらいかかるのかを考えてサービスを選びましょう。
アルツハイマーの初期症状による早期発見・早期診断は、このような介護サービスを考えるための時間を得ることにもつながります。
初期症状を見逃さず、アルツハイマーになっても安心した生活を送れるよう、このようなサービスを上手に利用してください。




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若年性アルツハイマーは進行が早いので、早急な受診を [2009年12月15日(Tue)]

映画「明日の記憶」や「私の頭の中の消しゴム」でも知られる、若年性アルツハイマー。
若年性アルツハイマーは、64歳以下の人に起こるアルツハイマーで、40代から50代の中高年で多く症状が起こります。
若年性アルツハイマーの原因は、一般に高齢者に起こるアルツハイマーと同じで、β(ベータ)アミロイドの蓄積による、脳の萎縮から起こると言われています。
ただし、若年性アルツハイマーは 遺伝によるものが多いので、家族にアルツハイマーのいる人は、注意が必要です。
下記のような初期症状に気づいたら、もしくは 家族や友人にこのような症状の人がいたら、若年性アルツハイマーは進行が早いので、早急に病院での診察が必要です。
早期発見・早期治療により、病気の進行を遅らせることができるのです。
ただし、症状がうつ病と似ているため、診断を誤らないためにも 総合病院の精神科での受診が望ましいです。

【よく見られる症状】

・根気が続かない。
・疲れやすくなる。
・頭痛やめまい、不安感などを感じる。
・仕事の能率や量が悪くなる。
・全体の状況を把握できなくなり、細部にこだわるようになる。
・不眠、うつ状態。

初期症状に気づくことで、これから先の生活や介護などを、家族と一緒に考える時間ができます。
また、病気についての正しい知識を得るのも、病気と向き合う上で とても大切です。
若年性アルツハイマーは 働き盛りの年齢で起こるので、仕事先や家族への影響が大きく、それゆえに、いっそう早期発見・早期治療が重要なのです。


家族がアルツハイマーになったら… [2009年12月 8日(Tue)]

家族がアルツハイマーと診断されても、その事実を、急には受け入れられないかもしれません。
しかし、アルツハイマーがどんな病気であるかを知り、これからその家族とどう過ごすか、考えていきましょう。
家族の尊厳を守り おだやかに過ごすことが、病状の進行を遅らせるだけでなく、介護する家族の負担も軽くするのです。

まず、患者の家族は、アルツハイマーがどのような病気であり、どのような症状があるのかを知る必要があります。
患者の行動を理解し、どのように対処していくか医師や、ソーシャルワーカー・ケアマネージャーなどと相談しておきましょう。
患者の性格などを考慮し、患者がプライドを持って生活できるよう、心がけましょう。
何よりも、愛情を持って接することが大切です。

また、ずっと介護を続けていると疲れてしまい、介護する家族の方が 病気になってしまう場合もあります。
そのようなことがないように、介護を家族だけで頑張ろうとせず、ケアマネージャーなどと相談し、介護保険を使ってデイケアなどのサービスを利用し、家族の休める時間を確保するなど心がけましょう。
介護する人が病気などの場合は、ショートステイのサービスも利用できます。
介護する側もされる側も、気持ちよく日常を過ごせるように、様々なサービスも大いに利用しましょう。

アルツハイマーの初期症状の早期発見で、このような介護サービスなどの情報を得ておくと、何かあってもあわてずに済みます。
初期症状を見逃さず、大切な時間を家族とともに明るく過ごしましょう。




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認知症高齢者グループホームで 共同生活も [2009年12月 5日(Sat)]

アルツハイマーの初期症状から、アルツハイマーを早期発見し、これからの生活を考えるうえでの 選択肢のひとつが、グループホームです。
グループホームとは、認知症高齢者・知的障害者・精神障害者が少人数で共同生活し、自立した生活を送る場所です。
認知症高齢者グループホームは、認知症の高齢者が5~9人の少人数で 介護ヘルパーのケアを受けながら、家庭的な雰囲気の中で、地域との関係を大切に共同生活する施設です。
入居者の個人の尊厳を大切にし、自立した日常生活を過ごせるような 配慮のある場所です。
共同生活を営むことで心が安定し、認知症の進行を遅らせ、問題行動の減少に効果があります。
また、認知症の家族を持つ人の介護負担を、軽減します。
日本では1997年に、グループホームが厚生省の痴呆対応型老人共同生活援助事業として法制化され、介護保険制度の保険給付の対象となっています。
現在、認知症高齢者グループホームは、介護保険の要介護1~5の認知症の人が利用しています。

日本は超高齢社会を迎え、アルツハイマーなどによる認知症の高齢者への対策も、早急に必要となってきています。
しかし、介護の必要な認知症の高齢者に対して、グループホームの数は少なく、入居待ちがある状態です。
また、料金も食事・居住費・介護保険利用料などを含め1 0万円以上かかり、その額が大きな負担となってしまいます。

アルツハイマーの初期症状に気づけば、これからの生活場所の選択も考えねばなりません。
グループホームだけでなく入居施設を選ぶときは、しっかり見学して、利用料金や生活環境を考えたうえで 選ぶようにしましょう。


こんな症状が見られたら、すぐに受診を [2009年12月 2日(Wed)]

アルツハイマーや認知症などの初期症状には、下記のような症状があります。

・同じことを何度も言ったり、聞いたりする。
・慣れている場所で道に迷う。
・財布やお金を盗まれたと言って騒ぐ。
・以前より、身だしなみがだらしなくなる。
・夜中に起き出し、騒ぐ。
・物をどこに置いたのか、どこに片付けたのか、忘れることが多くなる。
・簡単な計算の間違いが多くなる。
・物の名前が出てこなくなる。
・水道の蛇口や、ガス栓の締め忘れが目立つようになる。
・ささいなことで怒りっぽくなる。
・時間や日付が不確かになる。
・日課をしなくなる
・以前はあった関心や興味がなくなる。
・以前よりもひどく疑い深くなる。
・薬の管理ができなくなる。
・テレビドラマの内容が理解できなくなる。

このような症状に本人、もしくは家族や周囲の人が気づいた場合、早急に病院で診断・検査を受けましょう。
初期症状でアルツハイマーに気づけば、軽度認知障害の場合、治る可能性もあるのです。
もの忘れなどが頻繁に起こる場合には、症状が進行している場合があります。

また、治らない場合であっても、適切な治療によって 進行を遅らせることもできます。
そして、病気の進行に備えて、病気について知る時間ができます。
それによって、病気への対処方法を知り、これからのことを家族としっかり相談できるのです。
家族もまた、将来の介護の準備もできます。
初期症状を見逃さず、病院での早期診断に努める事が、本人にも家族にも重要になるのです。

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